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口臭の発生源の舌苔はスプーンでクリーニング

口臭の発生源の舌苔を取り除くには、歯ブラシでこする方法もありますが、それでも落ちない人は、舌の溝に舌苔を押し込んでしまっている可能性があります。そんなときは、ティースプーンなどの金属で舌の表面を軽くぬぐつてみてください。これは朝一番に行うのが理想的。というのも、夜間は排毒機能が高まっているので、舌苔中には細菌の他、重金属や化学物質などの毒素も含まれているからです。ものを食べたり、歯みがきをすると、それらが体内に逆戻りしてしまうので、その前に舌苔を取り除いておく必要があるのです。

ただし、あまりゴシゴシこすると舌を傷つけてしまうこともあるので、軽くぬぐう程度にとどめておいてください。白いものがスプーンについてこなくなり、スプーンを喚いで臭いがなくなったらOKです。あまり取れていない感じがしても、毎日続けることで口臭予防の効果があらわれます。「寝たきりのおじいちゃんのお口のケアに、凍らせたパイナップルを使っているんですよ。舌苔も取れて口臭も気にならなくなりました」と話すのは、主婦のKさん(50才・女性)です。病院の看護師さんに教えてもらった方法だそうです。

「3㎝角程度に切ったパイナップルに割り箸をさして冷凍庫で凍らせます。使うときは、冷凍庫から出し、角が少しやわらかくなるまで数分おきます。舌苔をなでるだけではなく、頬の内側をマッサージしたりすることで、唾液の分泌量も増えるようです」。このように、唾液が増えるのはパイナップルの酵素に動物性タンパク質を分解し、舌苔をからめ取る働きがあるからなのだとか。「1日1回、2~3分程度。おじいちゃんがあまり気持ちよさそうなので、毎日してあげるんですよ」とKさん。口の中の甘さが気になるときは、お茶を飲んだり、うがいをするのがおすすめです。

だしコンブを口に入れて唾液分泌を促進口臭や口の乾燥を防ぐ!

口臭の原因となる雑菌を洗い流す唾液。その唾液の分泌を促す方法はいろいろあります。食べものを口の中に含ませるのもそのひとつです。そこでおすすめなのが「だしコンプ法」です。これは、1×2㎝くらいのだしコンプを口に含むという方法。だしコンプを口に入れると、「異物」があると認識して舌はコンプをコロコロ転がします。その刺激によって、唾液もどんどん出てくるのです。このとき大事なのは、コンプを噛み砕かずに、口中に含み続けるということ。

「異物」の存在を絶えず認識させることで、口中に新鮮な唾液をキープすることができるのです。水分を少量含みながらだしコンプをなめると、さらに唾液の分泌が増えて効果がアップします。コンプを口に含んでいるだけなら、ガムを噛んでいるときのように口が動かないので、周りの人に気づかれませんし、話すこともできます。また、だしコンプはずっと口に含んでいると軟らかくなるので、そのまま食べることもできます。ものによっては、30分ほどで溶けてなくなってしまう場合もあります。口のネバつきや乾燥が気になるときは、1日10枚ほどなめてみるといいでしょう。

しかも、コンプにはそれ自体にたいへん有効な成分がたくさん含まれています。たとえばミネラル。とくにヨードは、舌粘膜の新陳代謝を高める効果があるので、弱った舌の表面を回復させ、余分な舌苔をつかなくします。さらに、コンプにはキサンティンやクロロフィルといった脱臭作用のある成分も豊富。コンプのアルギン酸やヒアルロン酸などのぬめり成分は、その保湿作用によって口の乾燥を予防してくれます。手間もかからずに、唾液の分泌を促してくれるだしコンプ法。ただし、コンプには甲状腺機能障害には禁忌であるヨードが含まれているので、甲状腺機能障害の人は行わないでください。

忍者が敵に見つからないように用いた忍法口臭消しにチャレンジ!

唾液には、食べかすをはじめとする口内の不純物を洗い流す働きがあります。このため唾液が不足すると、洗い流しきれなかった不純物をエサにする雑菌が増殖。口臭の原因となるガスを発生させてしまうのです。そんな唾液の分泌は、自律神経が関係しています。緊張や不安を感じると口が渇くのも、そのせいだと考えられます。

また最近では、朝食を食べないために唾液の分泌量が少なくなり、空腹時に口臭が起こる人も少なくありません。私たちが日常生活の中で、口臭を防ぐためにできること。それは、朝起きたら口をすすぐこと。これは、寝ている間に口の中で増殖した雑菌を洗い流す絶大な効果があります。朝食を食べることも、口臭予防には重要です。なぜなら、「噛む」という行為は唾液の分泌を促すからです。

そして最後は、唾液の分泌を促す訓練をすることです。その方法とは、「忍法口臭消し」。実際に、忍者が行っていた技で、敵に気配を悟られないように口臭をなくすためにしていたと考えられている方法です。これなら、どこででもすぐに試せるので、緊張したときや空腹時の口臭を感じたときにできます。唾液が口の中に自然とわいてきて、口臭が消える効果を実感できるはずです。

口臭の一因となる雑菌の棲み処、舌苔は舌回しで取ろう

舌苔は、口臭のもととなる雑菌の棲み処。この舌苔を取り除くだけでも、口臭は大いに改善されます。そこでおすすめなのが、「舌回し」です。舌は「第3の手」と呼ばれるほど強力で自由がきく筋肉でできていて、さまざまな働きを担っています。たとえば、口に入れた食物を動かし、唾液とからませるのも舌の役割。話すときも、舌を動かすことで言葉として声を発することができます。

しかも、舌は多くの経絡(エネルギーの通り道)とつながっているので、舌にあるツボを刺激すれば、体のツボ押し同様にさまざまな不調を改善することができるのです。ただ、舌のツボを押すのはたいへんです。そこで実行したいのが舌回しというわけです。舌を回して、舌にあるツボを刺激すれば、内臓の機能が改善されます。そうすると、内臓の不調のあらわれである舌苔もなくなります。また、舌を回すと唾液がたくさん分泌されます。唾液が増えれば、舌苔を棲み処にしている雑菌を洗い流すことができます。

つまり、舌を回すことで、舌苔に棲み着いた雑菌を減らすと同時に、舌苔そのものをなくすこともできるというわけです。舌回しはいつ行ってもかまいませんが、朝と夜の2回行うのがおすすめです。副交感神経が活性化されるので、朝行えば気分がすっきりしますし、夜行えばリラックスして安眠につながります。始める前には、水でうがいをし、タオルやガーゼで舌についた汚れをぬぐい取りましょう。

食材の選び方や調理法、食べ方で唾液量がグングン増えて、おいしく食べられる

よく噛むことは、脳の働きを活発にすると同時に、たくさんの唾液を出し、消化や虫歯・歯周病予防を助け、発ガン物質や細菌を消すなどの働きがあります。いまから2000年近く前の弥生時代には、1食あたり約4000回も噛んでいたといわれていますが、現代では約600回まで減っているそうです。それだけ、噛む必要があまりない、軟らかい食品が増えているということなのでしょう。しかし、素材の選び方や調理法などで噛む回数を増やし、唾液量を増やすことはできます。まずは、「噛む回数を増やす食材選び」から。

唾液の出る量は噛む回数にほぼ比例するため、硬い食材を選ぶのが効果的です。レンコンやゴボウ、ニンジンといった根菜などの食物繊維が豊富で、よく噛まないと飲みこめないものなどがおすすめ。また、玄米は、噛めば噛むほど甘みが増すので、唾液力を非常に引き出してくれる食べ物です。ただし、これらの食材は噛みごたえを残すため、加熱しすぎないように注意しましょう。また、「水分量の少ないメニューを選ぶこと」も手です。水分が少ない分、咀嚼回数が増えて唾液量が増えます。煮物やあんかけ、スープは水分量が多く、噛まずに飲みこみやすいメニュー。

逆に、フライなどの揚げ物や網焼きは、水分量の少ないメニューです。また、よく噛むためには材料を単品で調理するよりも、食感の違った組み合わせや、かた茄で野菜のサラダなどを取り入れるとよいでしょう。違った味や口当たりを脳が感じ取るため、噛む回数が自然と増えるからです。また、「食材を大きく切る」ことも大切です。大きめに切っておけば、自然に噛む回数が増えます。また、「一口ずつゆっくり食べること」も有効です。

ご飯もおかずも一度に詰め込んでしまうと、口の中で舌や頬の筋肉を十分に使って噛むゆとりがなくなり、すぐに飲み込む「早食い」につながります。控えめに一口ずつ口に入れ、意識してよく噛み、「口の中でもスローフード」を心がけましょう。さらに、水やお茶を食事の間にとりすぎると、あまり噛まない癖がつくので、水やお茶はできるだけ最後に飲むようにしましょう。食材や調理法、食べ方に気をつけて唾液力をアップし、口臭を心配しない毎日に。

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