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ウンチは体からのお便り。よいウンチでおならや便の悪臭とさよならしよう

よいウンチを出せない悪玉菌の多い腸内環境は、おならや便の悪臭の”温床”。おならや便の悪臭を改善したいなら、まずはよいウンチを出すことを考えましょう。健康な人のよいウンチは80%が水分で、残りの20%の3分の1(約7%)ずつが、食べかす、腸内細菌、はがれた腸粘膜などの固形物です。よい材料、よい環境でできたウンチは、硬すぎず、軟らかすぎず、いきまなくてもストンと気持ちよく出てきて、まさにバナナのようです。色も黄色っぼく、臭いもきつくありません。

では、よいウンチを出すためには、どんなことに注意すればいいのでしょうか。まずは次の3つの力を身につけることです。ひとつは「作る力」。ウンチの材料のひとつは、食べかすです。これは全体の約7%ですが、内容によって、質や量に大きく影響します。食事で水分を吸収する食物繊維が少なければ、便が硬くなり、便秘の原因になります。また、肉や脂肪の多い食べものは、腸内の悪玉菌を増やしてウンチを腐敗させ、腸内環境を悪くしてしまいます。作る力をつけるためには、野菜や果物、海藻、キノコ類などをバランスよくとり、食物繊維を多くとることが大切です。

2つ目は、「育てる力」です。腸内の善玉菌は、発酵することでよいウンチを育ててくれます。ですから、ヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆、食物繊維、オリゴ糖などの善玉菌を増やす食品をとり、よいウンチを育てる力を養いましょう。3つ日は、「出す力」です。腹部の筋肉が衰えていては、腸の動きも鈍くなり、出す力も弱くなります。便が腸内にとどまり続けると、腐敗して悪玉菌が増えますし、水分も吸収されて便はさらに硬くなります。

激しい運動は必要ありませんが、ある程度のスピードと歩数を考えた(目標1日1万歩)ウオーキングなどの適度な運動で、日常的に腹周りの筋肉が鍛えられる運動を取り入れていくといいでしょう。これら3つの力を効率よく鍛えていけば、よいウンチを作る腸内環境が徐々に整っていくはず。よいウンチで、悪臭はもちろんのこと、病気のリスクも軽減させていきましょう。

おならの悪臭の原因となる便秘解消の大敵はコーヒーだった!

「プッ!」とおならをしたら、自分でも驚くほどくさかった。そんな経験はありませんか?気をつけていても、ときには出てしまう「おなら」。人前では避けてほしいものですが、生理現象ですから、ある程度は仕方がありません。しかし、問題なのは、おならが出ることよりも、くさいということではないでしょうか。では、どうすればくさくないおならや便になるのでしょうか。

その答えは、便秘の解消や腸内環境の調子を整えることです。腸内環境が悪くて便秘になると、体にとって不要なものが腸内で長い時間滞留することになります。すると腸内で悪玉菌が繁殖して便を腐敗させて有毒ガスを発生させるのです。これが悪臭の原因になるといわれています。腸内の環境を整えたり、便秘を解消するには、たくさん水をとることも大切です。しかし、「水分ならなんでもいい」そんな思い違いで、逆効果になっていた人もいるので注意が必要です。

長年、便秘に悩まされてきた主婦のSさん(44才・女性)のお話です。「便秘解消には水分をたっぷりとるのがいいと聞いて、早速、実践してみました。でも、効果はさっばり」Sさんは、1日にコーヒーや紅茶を5~6杯も飲むようにしているのに、解消されるどころか、ひどくなってしまったような気がすると不安顔です。でも、Sさんの訴えは当然のことなのです。コーヒーや紅茶、緑茶、炭酸飲料などに含まれるカフェインには、利尿作用があります。

たくさん水分をとったつもりでも、この利尿作用で尿として排出されてしまい、体内の水分が不足してしまうことになるのです。コーヒーを1杯飲んだら、その2倍くらいの水を補給しなければ、結果的には水分不足に陥って、便秘の改善どころか、Sさんのように悪化させてしまうことにもなりかねません。カフェインが含まれていないミネラルウォーターなどを、1日1・5~2?飲むようにすると、腸内にとどまっている硬い便が徐々に軟らかくなって体外に出やすくなります。便秘が改善されれば、くさいおならや悪臭便も自然となくなります。

おならや便の臭いは腸内の健康のバロメーター

腸内には、ビフィズス菌など人間の体に都合よく働く善玉菌と、ウエルシュ菌や大腸菌などの悪玉菌がいます。実は便の悪臭を招くのも、この悪玉菌なのです。便は食べ物が消化・吸収されたあとの残りカスなので、臭いがあるのは当然です。しかしもともと便がくさいわけではなく、腸内でまだ吸収されていないタンパク質や脂質を悪玉菌が分解・発酵させて腐敗物にするので、いやな臭いが発生するのです。

しかもこの悪臭成分は血圧を変動させる、炎症を起こす、発ガン性の物質になるなど、体に悪影響を与えます。つまり”便の悪臭が強い=腸内で悪玉菌がはびこつている=不健康な状態”ということ。「便はくさくて当たり前」なんて決めつけず、便の悪臭をやわらげ、腸内から健康にする努力をしましょう。一番手軽なのはヨーグルトを食べて、善玉菌であるビフィズス菌を直接補給する方法です。ただしヨーグルトのビフィズス菌は、胃で分泌されるペプシンによってはとんど殺されるので大腸に届くのはごくわずか。ヨーグルトは毎日食べ続けることが大事です。

またビフィズス菌を元気に育てるため、ビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖を多く含む大豆、ゴボウ、アスパラガス、タマネギ、ハチミツなどをたっぷりととるのもおすすめ。悪玉菌を掃除してくれるセルロースやペクチンなどの食物繊維もしっかりとるとよいでしょう。食べものに好き嫌いがあって栄養バランスがかたよっていたり、食事時間が不規則になるなど、食生活の乱れも善玉菌を減らし、悪玉菌を増やす原因になります。

とくに悪玉菌の大好物である肉の食べすぎには注意しましょう。食べるものだけでなく、食べ方にも気をつけてください。よく噛まずに飲みこんでしまうと、十分に消化されず、食べたものが腸で腐敗するための材料になってしまいます。ストレスも便臭の原因になります。ストレスがあると、消化酵素であるペプシンがうまく分泌されず、便が体内に滞留! そこでさらに腐敗が進んで悪臭が強くなってしまうのです。便の悪臭をやわらげるためには、上手にストレスを解消することも大事です。

ナスのへたの黒焼き歯みがきは炎症や出血、口臭の予防に最適

ナスのへたの黒焼きで歯をみがくというのは、古くから全国各地で伝えられてきた民間療法です。現代のような歯みがき粉がない時代、人々はこの黒焼きで歯ぐきをマッサージして歯周病を予防してきたのです。では、なぜナスのへたの黒焼きが歯周病に効果を発揮するのでしょうか。ここで注目したいのは、アントシアニンという成分です。アントシアニンは、ナスの紫色の素になる色素。この成分には、活性酸素を除去する働きがあるのです。体内で活性酸素が増えて酸化が進むと、私たちの体は免疫力が低下し、口内の環境が歯周病菌にとって棲みやすいものになります。

しかし、ナスのアントシアニンには抗酸化作用があり、細胞を元気にさせることができます。そのため、口内環境をよくして、歯周病の進行を抑えることができるのです。ただ、ナスのへたの黒焼きは歯ぐきに塗布する程度なので、過大にアントシアニンの効果を期待するのではなく、マッサージ効果もいかして、歯周環境をよくすると考えたほうがよいでしょう。

やり方は、ナスのへたの黒焼きを指に取って、上下の歯ぐきをマッサージし、最後にうがいをするだけ。ナスのへたの黒焼きを作ってみてください。食後の歯のケアをしているのに、歯をみがくたびに出血する人は、細菌が繁殖していて炎症を起こしかけているのかもしれません。改善が見られない場合は、歯みがきのあとに、「黒酢うがい」をすることがおすすめです。黒酢には、アミノ酸が豊富に含まれている他、収れん作用があるため、歯ぐきを引き締めたり、細胞を新しくするのを助けてくれます。歯ぐきの傷の修復にも効果を発揮するのです。

歯周病の改善には、病院で治療する必要がありますが、定期的に治療を受けていても、かなり改善には時間がかかります。ある歯科医院では、患者さんに対して、日ごろから、良質な黒酢30mlに対して水を適量加えたものをコップ1杯分作り、歯みがきのあとにうがいをしてもらうようにしたところ、歯周病の改善のスピードが速まったという例もあります。歯周病を治し、口臭を絶つためにも、ぜひ試してみてください。

強烈なニンニクの臭いも軽減いざ!というときの口臭緊急対策法

人に会う約束がなかったので、お昼に大好きなニンニクたっぷりの中華料理を食べたところ、急に人に会わなくてはならなくなった、ということありませんか? これから会う人が、大切な人であればあるほど、しやべるたびにただようニンニク臭に、うんざりしてしまいそうです。こんなとき、あなたならどうしますか。このような困った状況でも、口臭を軽減させる方法がいくつかあります。ひとつ目は、よく知られていますが、牛乳を飲むことです。牛乳は胃に入ると、胃酸によって少し固形化してヨーグルトのような状態になります。

つまり、牛乳を飲むことによって、牛乳がニンニクを包み込んだ状態を作ってくれるのです。この状態で消化活動が行われるので、ニンニクの臭いが口元に上がってくるのを防ぎ、口臭を軽減させることができます。次のような手もあります。それは、オキシドール(過酸化水素水)でうがいするという方法です。オキシドールとは殺菌消毒剤として薬局などで市販されているものです。このオキシドールを水で2倍に薄めてうがいをします。オキシドールは、口臭のもとになる汚れを分解します。口元の汚れが分解されると泡が出てきます。そのため、泡が消えないうちは、まだ口臭があるということ、自分では麻痺して分からなくなった臭いも、泡で確認しながら消臭できるのです。

次は、口臭を軽減させる手ではありませんが、ひとつのテクニックです。それは「極力相手に接近しない」という方法。自分に口臭があると気づいたときでも、自分の口と相手の鼻の距離が1m離れていれば、臭いは伝わりません。もちろん、口を閉じていれば、人と接近しても臭いは伝わりません。鼻から出る呼気で口が臭うということもありません。このように一時的な口臭消しの対策、いざというときに使えるのではないでしょうか。ただし、まずは口臭の原因となる歯周病、ひどい便秘、胃や腸の病気などの根本的な口臭の原因を突き止めて解決することをおすすめします。