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食後のデザートで口臭を防ぐキウイフルーツは舌苔を取る”魔法の果物”

口の中の乾燥、食べたものや飲んだものの臭い、虫歯や内臓の病気など、口臭の原因にもいろいろありますが、舌の汚れも口臭のもとになります。舌の表面は小さなひだでおおわれています。この小さなひだにくっついている白っぼいものを舌苔といい、これが口臭の原因になるのです。舌苔は口の中からはがれ落ちた古い細胞や食べもののカスに、口の中にいる細菌が集まったもの。タンパク質の固まりで、歯の表面にくっつく歯垢(プラーク)と同じようなものと考えるとよいでしょう。

ですから歯みがきで歯垢を取り除くように、舌苔もまめに取り除かないと細菌がどんどん増えて、悪臭を放つ硫化水素が発生! いやな臭いのもとになってしまうのです。この舌苔を取るポピュラーな方法は歯ブラシでこすり取ったり、専用の舌ブラシで取り除くというやり方です。しかし舌の表面はデリケートで、刺激に弱いもの。何回もこすっているうちに舌がヒリヒリしてきたり、舌の表面を傷つけてしまうことがあります。

舌苔が気になる場合は、食後のデザートとしてキウイフルーツを食べてみてください。キウイフルーツには舌苔(タンパク質)を分解・除去するアクチニジンという酵素(化学反応を助ける物質)が豊富に含まれているのです。食べ方にはちょっとしたコツがあります。皮をむいて薄く輪切りにしたキウイフルーツを、まず舌の上にのせてください。そしてアメをなめるように、キウイフルーツを30秒ほど、舌の上で転がしてから食べるとよいでしょう。

アクチニジンは唾液に溶けやすいのですが、舌の上で転がすことで、舌の細かなヒダの間のすみずみにもしっかりいき届きます。キウイフルーツは食後にデザートとして食べるのがおすすめ。歯や歯ぐきについた歯垢も口臭の原因になるので、キウイフルーツを食べたあとは歯みがきも必ず行ってください。パイナップルやパパイヤにもキウイフルーツ同様にタンパク質を分解・除去する酵素が含まれていますので、これらの果物を舌の上で転がして食べるのもいいでしょう。