記事一覧

朝1杯のレモン水で寝起きの腸の蠕動運動を活発に

悪臭便の原因、便秘を解消するためには水を飲むと効果的、ということは、多くの人が知るところでしょう。では、なぜ水が便秘解消に役立つのでしょうか。答えは簡単。水分を十分にとることで、大腸につまった便が水分を含み、軟らかくなって移動しやすくなるからです。さらに、水分で便の容積が増し、腸に刺激を与えることで便意を起こします。逆に、水分が不足すると、腸は食物から水分を吸収します。そのため、便が硬くなって腸内での通りが悪くなってしまうのです。

つまり、意識して水分を補給するのは、便秘解消にはとても効果的だということ。でも、その水分補給にプラスアルファすることで、さらに効果がアップする方法があるのです。それは、朝起きてすぐにコップ1杯の「レモン水」を飲むことです。レモン水は、コップ1杯の水にレモンをひとしぼり入れるだけでOKです。胃の中に水が入って刺激を受けた腸が目を覚ますと、腸は便を出す動きである蠕動運動を始めます。このような一連の動きを「胃結腸反射」といいますが、便秘気味で、朝、便意をあまり感じないという人は、毎朝、朝食を食べる習慣をつけると、この反射によって自然な便意を得られる場合もあります。

これは、胃袋が空の状態のときに起こりやすいので、朝の寝起きに水を飲むのが効果的なのです。レモンひとしぼりを入れるのは、ビタミンCが腸を活性化させる働きをもっているため。ビタミンCが腸内で分解されるときに発生するガスは、腸の蠕動運動を高める効果があるといわれています。朝1杯のレモン水は、水がもつ便を軟らかくする効果と腸を刺激する効果、ビタミンCがもつ蟻動運動を活発にする効果の合わせ技で、便秘解消に効果的。

ただしこの方法は、ストレスや睡眠不足などで腸が過敏に反応し、痙攣した状態になって便の通りが悪くなる痙撃性の便秘の人には不向き。そのような人は、冷たい水ではなく、お湯にレモンをしぼって飲むようにしましょう。また、レモン水を飲んで腸を目覚めさせたあとは、朝食をとるようにしましょう。胃結腸反射を起こし、「大蠕動」と呼ばれる腸の最も大きな運動を促す最適な刺激剤になるからです。便秘気味で、おならや便の臭いが気になる人は、ぜひお試しを。