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ナスのへたの黒焼き歯みがきは炎症や出血、口臭の予防に最適

ナスのへたの黒焼きで歯をみがくというのは、古くから全国各地で伝えられてきた民間療法です。現代のような歯みがき粉がない時代、人々はこの黒焼きで歯ぐきをマッサージして歯周病を予防してきたのです。では、なぜナスのへたの黒焼きが歯周病に効果を発揮するのでしょうか。ここで注目したいのは、アントシアニンという成分です。アントシアニンは、ナスの紫色の素になる色素。この成分には、活性酸素を除去する働きがあるのです。体内で活性酸素が増えて酸化が進むと、私たちの体は免疫力が低下し、口内の環境が歯周病菌にとって棲みやすいものになります。

しかし、ナスのアントシアニンには抗酸化作用があり、細胞を元気にさせることができます。そのため、口内環境をよくして、歯周病の進行を抑えることができるのです。ただ、ナスのへたの黒焼きは歯ぐきに塗布する程度なので、過大にアントシアニンの効果を期待するのではなく、マッサージ効果もいかして、歯周環境をよくすると考えたほうがよいでしょう。

やり方は、ナスのへたの黒焼きを指に取って、上下の歯ぐきをマッサージし、最後にうがいをするだけ。ナスのへたの黒焼きを作ってみてください。食後の歯のケアをしているのに、歯をみがくたびに出血する人は、細菌が繁殖していて炎症を起こしかけているのかもしれません。改善が見られない場合は、歯みがきのあとに、「黒酢うがい」をすることがおすすめです。黒酢には、アミノ酸が豊富に含まれている他、収れん作用があるため、歯ぐきを引き締めたり、細胞を新しくするのを助けてくれます。歯ぐきの傷の修復にも効果を発揮するのです。

歯周病の改善には、病院で治療する必要がありますが、定期的に治療を受けていても、かなり改善には時間がかかります。ある歯科医院では、患者さんに対して、日ごろから、良質な黒酢30mlに対して水を適量加えたものをコップ1杯分作り、歯みがきのあとにうがいをしてもらうようにしたところ、歯周病の改善のスピードが速まったという例もあります。歯周病を治し、口臭を絶つためにも、ぜひ試してみてください。

強烈なニンニクの臭いも軽減いざ!というときの口臭緊急対策法

人に会う約束がなかったので、お昼に大好きなニンニクたっぷりの中華料理を食べたところ、急に人に会わなくてはならなくなった、ということありませんか? これから会う人が、大切な人であればあるほど、しやべるたびにただようニンニク臭に、うんざりしてしまいそうです。こんなとき、あなたならどうしますか。このような困った状況でも、口臭を軽減させる方法がいくつかあります。ひとつ目は、よく知られていますが、牛乳を飲むことです。牛乳は胃に入ると、胃酸によって少し固形化してヨーグルトのような状態になります。

つまり、牛乳を飲むことによって、牛乳がニンニクを包み込んだ状態を作ってくれるのです。この状態で消化活動が行われるので、ニンニクの臭いが口元に上がってくるのを防ぎ、口臭を軽減させることができます。次のような手もあります。それは、オキシドール(過酸化水素水)でうがいするという方法です。オキシドールとは殺菌消毒剤として薬局などで市販されているものです。このオキシドールを水で2倍に薄めてうがいをします。オキシドールは、口臭のもとになる汚れを分解します。口元の汚れが分解されると泡が出てきます。そのため、泡が消えないうちは、まだ口臭があるということ、自分では麻痺して分からなくなった臭いも、泡で確認しながら消臭できるのです。

次は、口臭を軽減させる手ではありませんが、ひとつのテクニックです。それは「極力相手に接近しない」という方法。自分に口臭があると気づいたときでも、自分の口と相手の鼻の距離が1m離れていれば、臭いは伝わりません。もちろん、口を閉じていれば、人と接近しても臭いは伝わりません。鼻から出る呼気で口が臭うということもありません。このように一時的な口臭消しの対策、いざというときに使えるのではないでしょうか。ただし、まずは口臭の原因となる歯周病、ひどい便秘、胃や腸の病気などの根本的な口臭の原因を突き止めて解決することをおすすめします。

食後のデザートで口臭を防ぐキウイフルーツは舌苔を取る”魔法の果物”

口の中の乾燥、食べたものや飲んだものの臭い、虫歯や内臓の病気など、口臭の原因にもいろいろありますが、舌の汚れも口臭のもとになります。舌の表面は小さなひだでおおわれています。この小さなひだにくっついている白っぼいものを舌苔といい、これが口臭の原因になるのです。舌苔は口の中からはがれ落ちた古い細胞や食べもののカスに、口の中にいる細菌が集まったもの。タンパク質の固まりで、歯の表面にくっつく歯垢(プラーク)と同じようなものと考えるとよいでしょう。

ですから歯みがきで歯垢を取り除くように、舌苔もまめに取り除かないと細菌がどんどん増えて、悪臭を放つ硫化水素が発生! いやな臭いのもとになってしまうのです。この舌苔を取るポピュラーな方法は歯ブラシでこすり取ったり、専用の舌ブラシで取り除くというやり方です。しかし舌の表面はデリケートで、刺激に弱いもの。何回もこすっているうちに舌がヒリヒリしてきたり、舌の表面を傷つけてしまうことがあります。

舌苔が気になる場合は、食後のデザートとしてキウイフルーツを食べてみてください。キウイフルーツには舌苔(タンパク質)を分解・除去するアクチニジンという酵素(化学反応を助ける物質)が豊富に含まれているのです。食べ方にはちょっとしたコツがあります。皮をむいて薄く輪切りにしたキウイフルーツを、まず舌の上にのせてください。そしてアメをなめるように、キウイフルーツを30秒ほど、舌の上で転がしてから食べるとよいでしょう。

アクチニジンは唾液に溶けやすいのですが、舌の上で転がすことで、舌の細かなヒダの間のすみずみにもしっかりいき届きます。キウイフルーツは食後にデザートとして食べるのがおすすめ。歯や歯ぐきについた歯垢も口臭の原因になるので、キウイフルーツを食べたあとは歯みがきも必ず行ってください。パイナップルやパパイヤにもキウイフルーツ同様にタンパク質を分解・除去する酵素が含まれていますので、これらの果物を舌の上で転がして食べるのもいいでしょう。

唾液の分泌を促して口臭を予防する口の中もみもみにチャレンジ

リンパ液の流れをよくして、さまざま不調を改善させるリンパドレナージュ。口臭予防になる「口の中もみもみ」は、そのリンパドレナージュの考え方を応用したものです。実は、口の中にもリンパ管が通っていて、リンパ液の流れが滞ると唾液の出が悪くなります。唾液の分泌が少ないと自覚している人や、口臭が気になっている人はぜひ口の中もみもみをしてほしいと思います。

口の中もみもみのポイントは、簡単にいうと2つ。ひとつは、はじめに首をさすって首のリンパを活性化させておくことです。首は一番心臓に近く、太いリンパ管が集まっているところ。まずは、この首のリンパ管を活性化させることで、不要物を外に出しやすくするわけです。2つ目のポイントは、首も口の中も、なでるくらいの強さで行うことです。強すぎると、リンパ管が痙攣して、リンパ液の流れを妨げてしまいます。では、やり方です。まず、耳の後ろ側から鎖骨の端あたりに向かってリンパを流します。手のひらと首を密着させるようにやさしくなでるように行いましょう。

次は、鎖骨の上部のくぼみを、鎖骨に沿って体の外側から中心に向かってリンパを流します。こちらもやさしくなでるように。そして、いよいよ口の中もみもみへ。口をあけて片方の手のひらを頬にあて、人さし指の腹で口の中をやさしくプッシュしていきます。口の中をまんべんなく、一カ所につき5回プッシュしましょう。くれぐれも、ぐいぐい押さないように。また、やる前には手をよく洗い、爪も切っておきましょう。1日2~3分行うだけで、唾液が出やすくなり、口臭も改善されます。道具いらずの口の中もみもみ。あなたも実践してみませんか。

口臭の発生源の舌苔はスプーンでクリーニング

口臭の発生源の舌苔を取り除くには、歯ブラシでこする方法もありますが、それでも落ちない人は、舌の溝に舌苔を押し込んでしまっている可能性があります。そんなときは、ティースプーンなどの金属で舌の表面を軽くぬぐつてみてください。これは朝一番に行うのが理想的。というのも、夜間は排毒機能が高まっているので、舌苔中には細菌の他、重金属や化学物質などの毒素も含まれているからです。ものを食べたり、歯みがきをすると、それらが体内に逆戻りしてしまうので、その前に舌苔を取り除いておく必要があるのです。

ただし、あまりゴシゴシこすると舌を傷つけてしまうこともあるので、軽くぬぐう程度にとどめておいてください。白いものがスプーンについてこなくなり、スプーンを喚いで臭いがなくなったらOKです。あまり取れていない感じがしても、毎日続けることで口臭予防の効果があらわれます。「寝たきりのおじいちゃんのお口のケアに、凍らせたパイナップルを使っているんですよ。舌苔も取れて口臭も気にならなくなりました」と話すのは、主婦のKさん(50才・女性)です。病院の看護師さんに教えてもらった方法だそうです。

「3㎝角程度に切ったパイナップルに割り箸をさして冷凍庫で凍らせます。使うときは、冷凍庫から出し、角が少しやわらかくなるまで数分おきます。舌苔をなでるだけではなく、頬の内側をマッサージしたりすることで、唾液の分泌量も増えるようです」。このように、唾液が増えるのはパイナップルの酵素に動物性タンパク質を分解し、舌苔をからめ取る働きがあるからなのだとか。「1日1回、2~3分程度。おじいちゃんがあまり気持ちよさそうなので、毎日してあげるんですよ」とKさん。口の中の甘さが気になるときは、お茶を飲んだり、うがいをするのがおすすめです。

だしコンブを口に入れて唾液分泌を促進口臭や口の乾燥を防ぐ!

口臭の原因となる雑菌を洗い流す唾液。その唾液の分泌を促す方法はいろいろあります。食べものを口の中に含ませるのもそのひとつです。そこでおすすめなのが「だしコンプ法」です。これは、1×2㎝くらいのだしコンプを口に含むという方法。だしコンプを口に入れると、「異物」があると認識して舌はコンプをコロコロ転がします。その刺激によって、唾液もどんどん出てくるのです。このとき大事なのは、コンプを噛み砕かずに、口中に含み続けるということ。

「異物」の存在を絶えず認識させることで、口中に新鮮な唾液をキープすることができるのです。水分を少量含みながらだしコンプをなめると、さらに唾液の分泌が増えて効果がアップします。コンプを口に含んでいるだけなら、ガムを噛んでいるときのように口が動かないので、周りの人に気づかれませんし、話すこともできます。また、だしコンプはずっと口に含んでいると軟らかくなるので、そのまま食べることもできます。ものによっては、30分ほどで溶けてなくなってしまう場合もあります。口のネバつきや乾燥が気になるときは、1日10枚ほどなめてみるといいでしょう。

しかも、コンプにはそれ自体にたいへん有効な成分がたくさん含まれています。たとえばミネラル。とくにヨードは、舌粘膜の新陳代謝を高める効果があるので、弱った舌の表面を回復させ、余分な舌苔をつかなくします。さらに、コンプにはキサンティンやクロロフィルといった脱臭作用のある成分も豊富。コンプのアルギン酸やヒアルロン酸などのぬめり成分は、その保湿作用によって口の乾燥を予防してくれます。手間もかからずに、唾液の分泌を促してくれるだしコンプ法。ただし、コンプには甲状腺機能障害には禁忌であるヨードが含まれているので、甲状腺機能障害の人は行わないでください。

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